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平成16年7月5日から12日までの8日間、雅楽部は、スペイン公演を行った。海外部
より、スペインのバルセロナで開催されている「文化フォーラム−バルセロナ2004」の 一環として、7月5日から12日まで開かれる「世界宗教者会議」の文化イベントに、雅
楽を演奏してほしいとの要請によるものである。話の発端は、日本人としてサグラダファ ミリア聖堂の彫刻主任をつとめ、現地でも著名な外尾悦郎氏が、文化フォーラムの組織委
員の一人でもあり、本フォーラムに、天理教としての参加を促されたところにある。
出演の話は、前年の秋であった。当初、文化フォーラムへの参加と心得、このフォーラ ムの開催期間が、5月から9月末までの長期であるところから、雅楽部としては、夏期休業中の9月初めのが最適である旨を伝えていた。その後、具体的な話がなかなか進まず、年が明けて新学期になってから、9月ではだめである、「世界宗教者会議」開催期間中にと
の話であった。日程がまだ、春学期中であるところから、協議が重ねられ、参加の決定がなされたのは、5月になってからである。この話が進められている時、天理大学としてスペインにおける二校目の姉妹校提携を結ぶ準備が進められていた、サンチャゴ・デ・コンポステラ大学にても演奏をしてほしいとの話が持ち上がった。折角バルセロナまで来ており、既に姉妹校となっているポンテフィッシャ・サラマンカ大学では、演奏を行っているのであるから、との慫慂である。その時は、バルセロナの場所は頭に入っていたが、サンチャゴ・デ・コンポステラがどこにあるのか、分かっていなかった。後、地図を見て驚いた。同じスペインといっても、両地は東と西の端で1,600キロも離れているのである。
学長が、ドイツ、フランスの姉妹校訪問と共に、新たな姉妹提携を結ぶために、ポルト ガルのコインブラ大学とサンチャゴ・デ・コンポステラ大学を訪問するというのである。
機会としは、抜群であることは確かである。これも、何度かの協議 末、挙行することにな
った。当然、ポルトガルもとの話があったが、この次の機会にと約してお断りした。日本 からスペインへ行くだけでも、行き帰りに一日ずつ必要なのに、実質中5日のうちに、1,600
キロの移動と、3回の演奏会を行うことになった。
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